どうも、アメザリズ・スタッフの Neo です。
前回までで、VRoid Studio で作った 3D アバターに、Blender で作ったハートの型を取り付けられました。
今回は、ハートの型が「眼帯」らしく見えるように、眼帯の紐を作っていきます。
目次
ベジェカーブを作成する
眼帯の紐となる素材を作成するため、まずはベジェカーブを作ります。
Shift + A
→ カーブ → ベジェ を選択してベジェ曲線を作る- 右メニュー「データ」 → ジオメトリ タブ → ベベル 子タブ → 「深度:
0.005m
」で線の太さを設定し、「端をフィル」にチェックを入れることでベジェカーブの端をふさぐ- 後で分かりますが、「深度:
0.005m
」だとちょっと紐が太すぎました。適宜調整しましょう
- 後で分かりますが、「深度:
- 「ペアレント:
Armature
」を選択し、「親タイプ:ボーン
」を選択、「親ボーン:J_Bip_C_Head
」と選択して頭部のボーンと親子関係を作る- 前回もハート型に対して行った「親子関係の関連付け」を先に行っておきます
Tab
で「編集モード」に切り替え、ベジェを良い位置に移動していくShift + D
でベジェカーブを複製し、眼帯らしくなるようにハートの両側に紐を付けていく
ベジェカーブの配置は慣れと根気です。頑張ってハートと重ねていきましょう。
ベジェをメッシュ化する
ベジェカーブはそのままだとオブジェクトとしてみなされないので、「メッシュ化」を行います。
Tab
で「オブジェクトモード」に切り替える- ベジェカーブを選択し、右クリック → 変換 → メッシュ と選択する。コレでベジェカーブが実体化できる
- 右メニュー「マテリアル」でベースカラーを選択し、紐に色を付ける
- 全てのオブジェクトを選択した状態で、左上メニュー「ファイル」 → エクスポート → VRM (.vrm) を選択し、VRM ファイル形式でエクスポートする
コレで作成完了です。VIRTU で .vrm
ファイルを読み込んで動作確認してみましょう。
正しく頭部と追従していて自然に動いていますが、「眼帯の紐」としてはちょっと太すぎるように見えますね…。
色々と微調整を行って、再度書き出してみたのが次のモノです。
さっきよりはそれっぽくなりました。
以上でアナオちゃんのハート型眼帯作りは完了とします!おつかれさまでした!