Amezariz Blog

アイドルプロジェクト「アメザリズ」の公式ブログです。

アメザリズ流タスク管理術 4:お絵描きは正義。FigJam でファシリテーション・グラフィック

どうも、アメザリズスタッフの Neo です。

メンバーが物理的に離れた地域に住んでおり、ほぼ全てのやり取りをオンラインで完結したアイドルプロジェクト「アメザリズ」。

前回までで、Slack だけでやり取りしていたアメザリズに「Trello」と「Notion」を導入することで、タスクの可視化、決定した情報の取りまとめができるようになりました。

今回は、非テキストでのコミュニケーションに使用したツールをご紹介します。

お絵描きは正義。FigJam も使いました

アイドルグループとしてどんなビジュアルにするのか、といったコンセプトを練っていく初期段階では、Trello にタスクを切るより以前の話でしたし、Slack や Notion で文字を中心にやり取りしていると、中々イメージが共有しづらかったりします。

「あのアイドルみたいな感じの洋服を着せて」「こんな景色をバックに踊らせたい」といったビジュアルイメージを共有するには、写真を並べたり、その場で絵を描いて説明できたりした方が、認識齟齬も少なく確実に伝わるでしょう。

そうしたイメージの共有に使用したのは、Figma が提供する FigJam というホワイトボードツールでした。類似のツールには Cacoo、Prott なども有名ですが、FigJam はコレまで使ってきたツールの中で抜群に使いやすかったです。

一つのオンライン・ホワイトボードを皆で共同編集できるので、誰かが付箋を書き始めたとか、絵を描き始めた、といった様子がリアルタイムに見られます。別途 Discord や Slack のハドルミーティング、Zoom などで通話を繋ぎながら、画像を貼り付けたりしていくことでイメージをすり合わせ、アイドルグループの衣装やコンセプトを固めていきました。

このようなやり取りは、職業エンジニアだとあまり経験がなく、デザイナーさんなどの方が活用されているような印象があります。個人的にも楽しく、効率的に作業できたな~と感じています。

導入で終わりではない、重要なのは運用

さて、Trello に Notion、そして今回の FigJam と、様々なツールを導入して効率的なタスク管理を図ってきました。導入当初は、皆新しいツールにテンションが上がり、活発に利用されるのですが、「初期導入のブーム」が去った時に、色々な問題が湧き上がってきます。「今書いてある文章はどこまで削除・改変していいのか?」「新しくチケットやページを作るにはどういう粒度で作ればいいのか?」「このような変更を自分が勝手に加えていいのか?」といった、運用面での疑問です。

そこで次回は、これらツールの「運用フェーズ」にまつわるお話をして、アメザリズ流タスク管理術の総まとめに入ろうと思います。お楽しみに!