Amezariz Blog

アイドルプロジェクト「アメザリズ」の公式ブログです。

Unityってなんだよ(困惑)

今日も元気におかわり無料、どうもおにぎり(光)です。今回は、MVの制作においても一部用いられたUnityについて、「名前すら初耳だよ」という方に向けて紹介する記事です。ノウハウだぁ!?こっちが聞きたいわUnityの特長についての一般的な説明ののち、とりわけVtuberの活動においていかなる役割を果たしうるのかをご紹介します。

Unityについての一般的な説明

説明しよう!!!Unityとは、ゲームエンジンである!要するにゲーム開発のための環境ですね。Unity以外にも利用可能なゲームエンジンは存在しますが、Unityの特長としては、第一に、俺みたいにプログラムが書けない人でもある程度ゲーム開発が可能であること(簡易性)。第二に、有料プランも存在しますが無料プランも存在し、徹頭徹尾無料でもゲーム開発ができてしまうこと(廉価性)。第三に、開発したゲームをプレイできるデバイスの種類が豊富なことでしょう(汎用性)。それぞれの呼び方は僕のオリジナルなのでアテにはなりませんが、これらをUnityの特長として挙げることに異論はなかろうかと思われます。結論からいえば、万人による万人のためのゲーム開発を可能にするのがUnity。

簡易性

第一の特長である簡易性についてですが、画像のように、オブジェクトの位置なんかをカーソル移動できたり、カメラや照明の設定をインスペクターウィンドウから行うことができたりと、プログラムの書けない人であっても直観的な操作によってゲーム開発において必要な処理をある程度行うことができます。

ちなみに、この画面は、Starter Assets - ThirdPerson | Updates in new CharacterController package | Essentials | Unity Asset Storeを用いて、シーンウィンドウ中心のアナオちゃんアバターの動きにカメラが追従するような設定を行った際のものです。こうした設定は、有識者たちが他の記事で紹介してくださっています。いやぁホント助かった。ちなみにプログラムで同じこともできるらしいです。このように、本来はC#を用いた設定が求められることでも、マニュアル操作でできてしまうのがUnityのすごいところ。

その他プログラミング以外にも本来ゲーム開発に求められる、行列演算やエフェクト等についてのスキルも、Unityにおいて要求されるものはそこまでシビアではないということも挙げられます。

廉価性

さてさて、簡易性でも登場した「Assets」ですが、無料のもので優秀なものが多々あります。先ほどのStarter AssetsもUnityの公式が無料で提供しているものです。プレイヤーが直接操作することになるPlayer Armatureや、そのPlayer Armatureが走り回る場所、いわゆるステージを構成するオブジェクトもAssetsのなかに含まれていて、オープンワールドを作ることが無料でできてしまいます。

こうした「Assets」は、公式はもちろんのこと、ユーザーである有志が互いに開発・公開することで、他のユーザーもその恩恵に浴し、様々なAssetsが無償ないし有償で利用可能となっています。また、有志がブログ記事等において積極的にノウハウや手順を公開してくれるため、知識面でもユーザー間での協働・協創がなされているといえるでしょう。ユーザー間の交流の量と質の両面が日々向上し、その結果としてゲーム開発環境をより良いものへと変えています。現代のボランタリーの精神を感じますね(ほっこり)。そのフリーライダーやらせてもろてます。忍びない。

それゆえ、「こういことがしたいんだけどどうやったら実現できるんだろう?」とか「こういうAssetsがあると便利なんだけどなァ」と思ったときには、検索すればすでに誰かがわかりやすく解説してくれていたり、Assetsの場合には配布がなされていたりすることが多々あります。

汎用性

以上の簡易性・廉価性という特長から、万人によるゲーム開発が促進されています。しかし、せっかく開発されたゲームも、プレイしてもらえないなら開発意欲も下がるでしょう。でもご安心を、Unityで開発されたゲームは、PCはもちろん、スマートフォン、PlayStationシリーズなどで実行可能です。

こうしたマルチプラットフォームへの対応により、プレイしたいと思う人それぞれの環境で、開発されたゲームを実行することができます。いわば、「万人のためのゲーム」の開発ができる。

VtuberとUnity

ここまで読んでくださった方には、「Vtuberになりたい!でもゲームを開発したいわけでは……」という方もいらっしゃるでしょう。まあウチには天才プログラマー・にゃおすさんがいるので、UnityではないけどVtuberもゲームもどっちもやっちゃうんですけどねェ!!!最強ゲーム、アナオちゃんでGO!絶賛公開中!スコア等をSNSに投稿してくださると嬉しいです。ハッシュタグは「#アナgo」でいこう(唐突な宣言)。

Vtuberになるにしても必ずしも使わなければならないわけではないUnityですが、広い場所を走り回ったり、生身ではうまくとれないポーズをとらせたい場合がありますよね。MMDと同様に、動きの設定さえすればゲーム画面上でVtuberアバターがヌルヌル動かせるのがUnityの効力です。そのやり方は珍しく僕が以前書いた記事もあるのでよかったら読んでやってください。

また、Unity上でエモートの設定を行うことで、VRChatにおけるエモートの変更・追加ができます。VRChatについてはUnity以上にエアプなので詳しくは書けませんが、Vの世界の住民同士で情報交換や交流を行ったり、仮想空間において一堂に会しイベントを行ったり、撮影をしたりすることができる、いわゆる「メタバース」ですね。

Blender、Unity、VRChatはいずれも、ユーザー間の交流がそれぞれの魅力を増進する理想的な空間となっています。おにぎり(光)は大体エアプなので貢献できませんが、これを読んでくださった方が、その交流の輪に入り、世界をより善くしてくださるきっかけになるなら幸いです。フリーライダーは俺だけで十分だぜ!

以上、エアプによるUnity紹介でした!エアプは置き去りにして、いってらっしゃい!!!