どうも、アメザリズ・スタッフの Neo です。
前回、3teneFREE という Windows・Mac 両対応のフリーソフトを用いた、リアルタイムバ美肉の方法をご紹介しました。
今回は 3teneFREE と OBS の機能を組み合わせて、アバターを合成した配信画面を作ってみます。
前提条件
検証に使用した PC の OS は次のとおりです。
- Windows 10 Pro
- macOS 14 Sonoma
また、検証に使用した各種ソフトのバージョンは次のとおりです。
これらのソフトをインストールし、基本的な操作は把握している前提で以降解説させていただきます。
3teneFREE を起動する
まずは 3teneFREE を起動して、アバターや背景色を設定しておきます。
OBS を起動する
続いて OBS を起動します。「ソース」ペインで「ソースの追加」→「ウィンドウキャプチャ」を選択し、3teneFREE のウィンドウをキャプチャします。
↑ まずはこんな感じで、3teneFREE のウィンドウをキャプチャします。
「フィルタ」で「クロマキー」処理する
「ソース」ペインで追加した、3teneFREE のウィンドウキャプチャを右クリックし、「フィルタ」を選択します。
「エフェクトフィルタ」ペインの「+」ボタン→「クロマキー」を選択すると、クロマキー処理のエフェクトが入ります。
3teneFREE にて選択している背景色に合わせて「色キーの種類」を変更し、クロマキーのかかり具合を「類似性」などで調整してあげます。
すると、画面右上のプレビューに表示されているように、3teneFREE のウィンドウの背景色だった黄緑色が抜けて、黒い下地が見えるようになりました。
「クロップ」フィルタで余分な領域をトリミングする
この状態だと、画面左右端に、3teneFREE のメニューが表示されたままになっています。そこで、「エフェクトフィルタ」ペインの「+」ボタン→「クロップ/パッド」を選択し、クロップ処理のエフェクトを追加します。
画面右上のプレビューを見ながら、「左」や「右」のクロップ量を調整します。自分の環境では左右ともに 160
くらいトリミングしてあげると、程良くメニューや FPS 値の表示が切り取れました。
ウィンドウの左右をクロップしたので、OBS のメイン画面で 3teneFREE のウィンドウの左右が切り取られて幅が小さくなっていることが分かります。
ココまで設定できれば、「フィルタ」ウィンドウを閉じて大丈夫です。
ゲーム画面などをハメ込んで調整する
あとは、お好みのゲーム画面やブラウザなどをウィンドウキャプチャして、プレビューを拡大縮小・移動などしてあげれば、アバターを合成した配信環境が整います。
アバターの表示サイズや、ゲーム画面が見やすい余白の作り方などはデザインセンスが問われる部分ですが、色々と試してみてください。v