どうも、アメザリズ・スタッフの Neo といいます。
アメザリズではバーチャルアイドルを作ろうとしています。今回はその試行錯誤の過程の一部を紹介します。
目次
3D アバターをどうやって作るか
バーチャルアイドル、すなわち 3D アバターですが、どうやって作りましょうか。3D モデル作成ソフトの Blender でゼロから作るのは大変です。
そこで調べてみると、VRoid Studio という便利そうなフリーソフトがあるではありませんか。今回はこちらを使って、オリジナルキャラクターを作ってみます。
VRoid Studio のダウンロード・インストール
VRoid Studio は Windows 版と macOS 版があります。今回は Windows マシンで検証したので、以下の公式サイトより Windows 版のインストーラをダウンロードします。ちなみに本稿執筆時点では v1.25.0 でした。
- VRoid Studio 公式サイト : VRoid Studio
ダウンロードした exe
ファイルを実行して VRoid Studio をインストールします。
インストールが完了してソフトを起動すると、次のような画面が開くでしょう。
3D モデルを作ってみる
それでは 3D モデルを作ってみましょう。VRoid Studio の起動画面から「新規作成」を選んでみます。すると、ベースとなる性別を選択できます。
今回は「女性」を選択してみます。そうするとアバター編集画面が開きます。
あとの操作はとても直感的です。
- 画面上部のメニューから編集したい項目を選択する
- 画面左部のメニューから任意のアイテム等を選択する
- 画面右部のスライダーで詳細な設定を調整する
といった具合です。
5分くらいかけて、こんな女の子のアバターを作ってみました。
カ、カワイイ~!!
こんなにカワイイのにお手軽に作れました!
画面左上にある「ハンバーガーメニューアイコン (3本の横線が並んでいるアイコン)」をクリックすると、作成したアバターを任意の場所に保存できます。保存する時の拡張子は .vroid
となるようです。この形式のファイルは、VRoid Studio で読み込んで再編集したり、新たに保存して書き出したりできます。
VRM 形式で書き出す
作成した 3D アバターを他のアプリで読み込んで「バ美肉」するために、「エクスポート」をしてみましょう。
画面の右上にある「アップロードアイコン」をクリックすると、「VRM エクスポート」という項目が出てくるのでこれを選択します。
次の画面は詳細設定ができるようですが、今回は何もいじらず、「エクスポート」ボタンをクリックします。
すると次のようなダイアログが表示されますので、必須の指定部分だけ入力していきます。
- フォーマット :
VRM0.0
の方をチェックしておいて大丈夫です - タイトル : 何か適当にタイトルを決めて入力してください
- 作者 : 何か適当に作者名を決めて入力してください
それ以降の項目は空欄、およびデフォルト選択の項目のままで大丈夫です。画面下部にスクロールして「エクスポート」ボタンをクリックします。
すると書き出し処理が始まり、拡張子 .vrm
形式のファイルが保存できます。
今回はここまで
.vrm
形式のファイルが書き出せたところで、今回はここまでとします。
次回は作成した 3D アバターを使って、実際に「バ美肉」してみます!